今週の単語 #7
人間は「ことば」でものを考えているので、世界は「ことば」で因数分解できる。そんな感じの論を唱えているひとがいます。
今週出会った、あやふやだった単語や知らなかった単語 。
モラルリスク
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「モラルリスク」に該当するケースはいくつかあり、そのひとつが、保険金額の高額な保険契約
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傷害保険の契約時には、契約者(被保険者)の年収や職業などを聞かれるが、その際、保険金額が不相応に高額なケースは「モラルリスク」があるとみなされ、保険金額の減額を求められたり、契約を断られる可能性がある
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また、契約者と被保険者が異なる契約で、被保険者以外の人が保険金を受け取る場合、被保険者の同意のない契約は「モラルリスク」があるとみなされる
統語論
統語論(とうごろん、英: syntax)とは、ヒト・人間の言語(いわゆる自然言語)において文が構成される仕組み[1]、または、それ以外の形式言語なども含む言語学の対象である言語一般において文が構成される仕組み、及びそれを扱う言語学の一分野[1]である。統辞論(とうじろん)、構文論(こうぶんろん)ともいう。
統語論は文法[音韻論(音の仕組み)、形態論(語が構成される仕組み)などを含む、言語の構造を成り立たせている諸原理] の一部である[1]。ただし、特に統語論のことを指して「文法」ということもある[1]。
- syntax の訳語
- 文がどのような構造を持つかを研究する言語学の一分野
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統語論では、たとえば日本語のある文章を見て、それが文法的だとわかるのは、日本語の句・文を形成するための規則(統語規則)を頭の中で知っているからだと考える
- 構文木で表現したりする
ネポティズム
縁故主義(えんこしゅぎ)またはネポティズム(英: nepotism)とは、親族の縁、地縁、血縁などの縁がある縁故者のほうを重用する考え方や、ものごとの正しさよりも縁故を優先してしまう考え方のこと。
社会学の分野においては、同族・同郷者に限らず同じ共同体に属する人間の意見ばかりを尊重し、排他的な思想に偏る内集団偏向のことを指す。
- ネポティズムの語源は、ローマ教皇が愛人に産ませた子供を甥(Nephew/ネフュー)と称して特権を与えたことに由来すると言われていて、「身内や仲間に対して甘い顔をする」という意味にくわえて「それ以外の人々に対して厳しい顔をする」という排他的な側面も持つ
- とくに政界(トランプ政権時のニュースが多い)、芸能界あたりでたびたび登場する言葉
- アメリカでは大統領の家族が政府の要職に就くことを禁じたanti-nepotism law(反縁故法)が制定されている(ケネディ大統領が弟を司法長官にしたことが政権の私物化と批判され、それを防ぐためにリンドン・ジョンソン政権下で制定)
※ 参考URL
*3 ハリウッドの「ネポティズム」何がダメ?映画界の重鎮と2世俳優が白熱討論【解説】 - フロントロウ -海外セレブ&海外カルチャー情報を発信
*5 世界を魅了し続けるトップアイドル?!”お騒がせ家族”がまたやってくれました!【アメリカがわかる英単語】 - えいごism