つな雑記

日々のことなど書きます

今週の単語 #5

人間は「ことば」でものを考えているので、世界は「ことば」で因数分解できる。そんな感じの論を唱えているひとがいます。

今週出会った、あやふやだった単語や知らなかった単語 。

 

 

リアプレイザル

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怒りやストレスを感じたとき、そのコントロール法としてリアプレイザル(Reappraisal,認知的再評価)という手法があります。ちょっとなじみのない言葉ですが、「リ(re)=再び」「アプレイザル(appraisal)=評価」の言葉通り、自分の今感じている感情を再評価して新たに意味づけする方法です。私たちの身体は外的な刺激や内的な感情に対してどのように解釈し、認知するかで想像以上に大きく影響を受けるのです。

  • 例えば、
    • 「困難な状況に置かれている」→「自分を成長させてくれる環境に置かれている。」
    • 「緊張してきた」→「興奮してきた(ワクワクしてきた)」
    • 「上司に怒られた」→「上司も家族とケンカしたとかいろんなつらいことがあったのかもしれない」
    • 「全然行動できない最悪な一日だった」→「身体が休息を求めているサインでは。しっかり休もう」

プロバイオティクス

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プロバイオティクス(Probiotics)とは、人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)、または、それらを含む製品、食品のこと。

  • プロバイオティクスは、急性下痢症やアトピー性皮膚炎の改善に有用な可能性があるとする研究結果がある
  • が、それ以外では強固なエビデンスがまだあまりない
  • ビフィズス菌とか乳酸菌とかオリゴ糖類とか、そういうやつ

人口ボーナス

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人口ボーナス(英語: demographic dividend)とは、総人口に占める生産年齢人口(日本の場合は15歳以上65歳未満)の割合が上昇し、労働力増加率が人口増加率よりも高くなり、人口に対する労働力が豊富な状態となることで経済成長が促進されることを指す。対して、生産年齢人口の割合が下降して経済成長を妨げることを人口オーナス(onus)という。

  • 日本も、生産年齢人口増加にともなう労働力の強化によって工業化を推進しており、高度成長期につながっている
  • 確実にこれから人口ボーナス(期)のピークを迎えるとされているのがインド
  • インドの人口ボーナス(期)は2011年~2040年の約30年間だと予測されており、現在はその約10年目。つまり、あと20年人口ボーナス期が続く見込み

橋頭堡(きょうとうほ)

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橋頭堡(きょうとうほ)は、敵地などの不利な地理的条件での戦闘を有利に運ぶための前進拠点であり、本来の意味では橋の対岸を守るための砦のことである。拠点の種類に応じて、更に(狭義の)橋頭堡(Bridgehead 渡河点に構築するもの)、海岸堡(Beachhead。上陸戦時に海岸に構築するもの)、空挺堡(airhead。空挺降下作戦時に降下点に構築するもの)に分類される。

  • 「足掛かり」的な意味
  • ビジネスにおいて、自社の得意分野・差別化要因を作る、あるいはそれを足掛かりとして攻める、のような意味でつかわれることもある
  • 「キョウトウホを築く」とも言う

 

※ 参考URL

*1 プロバイオティクス(probiotics)|用語集|腸内細菌学会

*2  投資家目線の基礎知識! 経済成長を左右する「人口ボーナス」の読み解き方 | エッジな視点 | EL BORDE(エル・ボルデ) by Nomura - ビジネスもプライベートも妥協しないミライを築くためのWEBマガジン