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1月28日リリースの注目アルバムまとめ

2022年始まって早々のこの1か月で例年1年分くらい体調を崩したような気がします。(幸いにも?、コロナではなく扁桃炎でした)

本格的に寒い日が続いているので、みなさまもご自愛くださいませ。

 

以下、1月28日にリリースされた注目アルバムまとめです。

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Amber Mark(アンバー・マーク) 『Three Demensions Deep』

ニューヨークのR&Bシンガー・ソングライターAmber Markのファースト・フルアルバムとなる本作。2017年にミニ・アルバム『3:33am』を、2018年にEP『Conexão』をリリースしてきたAmber Markだが、本作では、アーティストとして、人間として、身体的、感情的、精神的な不安について多くを語っているという。Amber Markは、自身もビジュアルアーティストであったドイツ人の母と共に、マイアミ、ベルリン、インドといった異なる場所で暮らしてきている。その多様な経験がディスコグラフィーに反映されており、自身がルーツを持っているジャマイカのリズムも"Bubbles", "Softly"といった楽曲から感じさせる。

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MØ(ムー)『Motordrome』

デンマーク・ウブベルド村出身のシンガー・ソングライターMØの通算3作目となるアルバム。EDM・スーパーグループMajor Lazer(メジャー・レイザー)とのコラボレーション(「Lean On」、「Cold Water」)でのヒットで知られているが、彼女の才能が発揮されているのは、実はソロ作品である。

『Motordrome』でMØは、洗練されたエレクトロポップ・コレクションを展開している。"Kindness"のストリング・サウンドでアルバムは幕を開け、MØは"You and I were meant to be/It's algorithm, baby"と語っている。

本作には、友人でコラボレーターのCaroline AilinとNoonie Baoに加え、Vampire Weekend, Haim, Charli XCXらを手がけた経験のあるAriel Rechtshaid(アリエル・レヒトシェイド)やS.G. Lewis(S.G.ルイス)といったビッグネームもプロデューサーとして参加しているという。

 

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Anaïs Mitchell(アナイス・ミッチェル) 『Anaïs Mitchell』

バーモント州出身のシンガー・ソングライターAnaïs Mitchellの通算4枚目となるアルバム。

ギリシャ神話をモチーフにした2010年のコンセプト・アルバムから生まれたブロードウェイ・ミュージカル『Hadestown』が高く評価されている(2019年第73回トニー賞で14部門にノミネートされ、ミュージカル作品賞とオリジナル楽曲賞を含む8部門を受賞している)Anaïs Mitchellだが、本作では自分自身の物語を語ることに集中している。

 

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Pinegrove(パイングローヴ)  『11:11』

ニュージャージー州出身であるロックバンド、Pinegroveの5作目となるアルバム。

Pinegroveは、文学的なリリシズムと、自分たちのことを "Pinenuts "と呼ぶ熱狂的なファン・ベースで知られている。女優のKristen Stewart(クリステン・スチュワート)も彼らのファンであり、アンパサンドのタトゥーを彫っているという。

この作品はグループにとって初の本格的な「スタジオ」録音となっているといい、プロデューサーには元Death Cab for Cutie(デス・キャブ・フォー・キューティー)のメンバーであるChris Walla(クリス・ウォラ)を起用し、彼のシアトルのスタジオでミキシングを監修しているという。

本作でのテーマは気候変動への危機やそれに対する政府の怠慢への不満となっている。

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